プラセンタ美容液を使ってシミが濃くなった気がするんです…
プラセンタは美容に関心がある方なら一度は名前を聞いたことがあるであろう様々な肌悩みを解消してくれる優秀な成分。
プラセンタには肌のターンオーバーを促進させる効果があるので美白効果があると言われ(厚生労働省が認可してます)、シミやそばかす、くすみを薄くし予防する効果が期待できると言われています。
そんな美肌有効成分プラセンタ化粧品で毎日のスキンケアをしていたのに
あれ?何か私のシミ濃くなった気がするんですけど…
こんな思いをした人はいませんか?
顔のシミが気になってしょうがないからシミに効果があると言われてるプラセンタ美容液を使って毎日スキンケアをしているのに、逆にシミが濃くなっただなんて…信じたくないですよね?
そんな気になるプラセンタとシミの関係をひも解いてみましょう!
プラセンタを使ってシミが目立つのは何故?
そもそもシミが濃くなってしまうのはお肌のターンオーバーの乱れと色素沈着が関わってきます。
シミの元であるメラニン色素は紫外線を浴びた時だけではなく、肌をこすったり、ニキビを潰して皮膚が炎症を起こしたりと強い刺激を与えてしまうと出来てしまう訳です。
お肌のターンオーバーが正常であれば、メラニン色素が出来てもそのまま垢となって排出されます。加齢と共にターンオーバーのサイクルが乱れ排出されるはずのメラニンが肌に留まり、やがてシミになってしまうんです。
ここで本題、プラセンタ化粧品を使用して、逆にシミが濃くなったというのは、実はこれはプラセンタが原因でシミが濃くなったって訳ではないんです。
シミの周りの皮膚がキレイになっていく過程でその様に見えてしまう、要は改善に向かっているんだとポジティブに捉えて下さい。
プラセンタの様な美容成分の効果がまず表れるのは、活発に働いている細胞から効果が表れるのが特徴です。
シミの部分の細胞というのは紫外線や刺激などによってダメージを受けた部分であって、他の細胞に比べて弱っている部分なので、プラセンタの効果も表れにくくなってしまっているんです。
それがプラセンタによってシミが濃くなったと思ってしまう訳です。
シミが消えるステップは3段階
いくら優秀な美白成分プラセンタとてシミが薄くなるのには時間がかかります。シミが薄くなって消えていくには3つの段階があると言われています。
といった流れがあるんです。プラセンタ化粧品を使って、シミが濃くなっちゃった…という方はこのシミが消えていく過程の1段階目で勘違いをしてしまい、使用をやめてしまったりすることが多いみたいです。
まずは、最低でも1ヶ月は使ってみて、やめるorやめないの判断を下すのが賢明と言えるでしょう。
シミ予防効果に優れるプラセンタの働き
プラセンタ化粧品を使う事によって、シミが濃くなるという疑惑がなくなったことで、プラセンタのどの様な働きがシミに効果的なのかという事を説明していきましょう。
シミができる元はメラニン色素が原因と先程、触れましたが大量にメラニン色素が生成される要因は活性酸素にあります。紫外線を大量に浴びると表皮細胞で活性酸素が生成され、悪質な活性酸素は皮膚を酸化させて炎症を起こします。
この活性酸素による皮膚の炎症が厄介で、このことがメラニン色素を大量に発生させてしまう要因になる訳です。
シミを作らない為には活性酸素を少なくして、炎症を抑えてしまえば、メラニン色素が大量に作られなくなるのでシミの予防ができるわけです。
そこで重要になってくるのがプラセンタにある
- 活性酸素除去作用
- 抗炎症作用
が大きな働きを持ってくる訳です。
メラニン色素を大量に生成してしまう2つの大きな要因に対してアプローチすることで、メラニン色素の生成量を正常化することが可能になり、シミの予防にもつながることが期待できます。
既に出来てしまったシミへの効果は?
年齢を重ねてしまい、皮膚の再生能力が低下してしまうとお肌のターンオーバーに乱れが生じて、正常な周期通りに行われずメラニン色素が適切に垢として排出されないことによってシミができてしまう訳です。
ただし、プラセンタには表皮の一番奥にある基底層の細胞の増殖や再生を活発にする作用があります。
要はお肌の新陳代謝やターンオーバーの乱れを正常に戻してくれる働きがあるんです。
この働きにより、肌に残ってしまったメラニン色素を排出することで、既に肌に出来てしまったシミを消したり薄くすることが期待できます。
更にプラセンタには血行促進作用もあることから、表皮よりも奥に残ってしまった真皮層に残ったメラニン色素によるシミに対しても効果が期待できると言われています。